ヘッドウェイギターズより2019年、新しいレギュラーモデルの製作がスタートいたします!
1977年にその歴史をスタートしたヘッドウェイギターズは、すぐに基本となるモデルとして「HD-115」という型式を発売します。
これは伝統的なドレッドノートシェイプのボディにローズウッドサイド・バックという当時の最も王道を行くスタイルとして、さらにヘッドウェイらしい質実剛健、強くコードストロークしてもしっかりと応えてくれるサウンド、テンション感が特徴のモデルでした。そして、このHD-115がヘッドウェイの定番モデルとして、現在までレギュラーモデルとして継続的に制作されています。
ヘッドウェイの骨太なイメージはブランド創立期である1970年台後半から80年台前半にかけて制作されたギターの印象によるところが大きいものです。
しかし残念ながら1983年の工場火災の影響で一時的にアコースティックギターは生産中止を余儀なくされ、マスタービルダー百瀬恭夫のアコギ作りは2000年までその時を待つことになります。
83年以降はエレキギターの製作を中心に行い、その中でBacchus Guitarsブランドなどがスタートしていきます。エレキギター・ベースの生産・販売が軌道にのり、さらに後進の職人の実力が確かなものとなり、工場が盤石なものとなった2000年に百瀬恭夫は改めてアコースティックギターの製作を再開します。
ヘッドウェイ製作の再開から数年、当時アコースティックギターの市場はフィンガーピッカーの隆盛を極めていました。
そこでモデルラインナップを2つに分け、昭和から続くヘッドウェイらしいサウンド・弾き心地を踏襲する「HD-701」と、フィンガーピッカー向けに弾きやすく、倍音の多いサウンドを狙った「HD-501」のそれぞれを並行して製作することとしました。
トラディショナルなモデル群を「700番」、モダンな仕様のモデル群を「500番」と呼んでいます。
※型式の「一の位」が1の場合ローズサイド・バック、3の場合マホサイド・バックです。
その後シリーズの再編があり、2009年以降から現在までHD-115をレギュラーモデルに据えてモデル展開しています。
この度、当時の500番に相当するモダンな仕様、フィンガーピッカーでも弾きやすいヘッドウェイ、というイメージを具現化するレギュラーモデルとして新たにヘッドウェイ「500番」ラインナップを製作いたします。
当時から引き継ぐのはコンセプトであり、安易な焼き回し、リイシューではありません。
HD-115の音、弾き心地が象徴するような「ヘッドウェイのイメージ」とはまたひと味もふた味も違う、「もう一つのヘッドウェイのスタンダード」として、「500番」の製作を開始しています。
初回ロットは2月下旬完成予定。
完成までにこの新しい500番が持つ魅力を一つ一つご紹介してまいります。