去年の年末に投稿致しました、2021年の限定モデルの製作が進行中です!!
今回もHEADWAY 飛鳥工場に潜入して、製作風景をお届け致します。
ディバイザーの30周年記念モデルでもあるため、これまで以上に気合が入っております。
新たな情報満載ですので、是非最後までご覧下さいませ〜!!
前回までは、まだ箱の状態ではなかったですが現在はボディの形になっております !!
ここまで来るとTop材や前回説明したBack材の真ん中に使用された謎の材が気になります。
近くで見てみましょう!!
今回、Top材には贅沢にアディロンダックスプルースを採用しております。
アディロンダックスプルースとは、旧来のアコースティックギターに使用されていたこともあり希少性の面でも注目されております。
音響特性としては、低音から高音まで澄んだ豊かな響きを味わうことができます。
ギター用の木材としてはトップクラスの価値を持つ材の一つです!!
杢目が詰まった美しいルックスの材を選定しております
2021年の限定モデルのため、通常のATB(飛鳥チームビルド)よりも厳しい基準にての選定を行いました。
そのため、HEADWAYカスタムシリーズと肩を並べることの出来るぐらいのグレードの高い材となっております。
はい!出ました!
前回、貼り合わせ作業をしておりました、Back材ですね。
両脇はアコースティックギター製作では、欠かすことの出来ないインディアンローズウッドを採用しております。
こちらも厳しい基準にて選定した材料となっております!!
真ん中は、、、
HEADWAYが積極的に使用している和材「桜」となっております!!
元々、アコースティックギターは西洋から来た文化です。
日本のメーカーとして和材や日本に関連のあるモチーフ入れたギターを製作することが私たちのアイデンティティとなっております。
HEADWAYにしか出来ないことを大切にして、この3P Back仕様に致しました。
次にデザイン面について掘り下げて行きましょう〜
↑イメージ画像
先ほどの部分と少し被ってしまいますが、2021年の限定モデルのモチーフはに日本の国蝶「オオムラサキ」を採用致しました!!
日本を代表するモチーフであることは間違いありません!!
HEADWAYでは、インレイワークも飛鳥工場にて行っております。
どのように「オオムラサキ」のモチーフをアコースティックギターに融合させるのか見ものです!!
インレイワークの作業風景をお届け致します。
こちらは、指板材のパーツとなっており非常に細かいパーツがたくさんありますね!
一番小さいパーツで数ミリ単位ほどになります。
慎重にこちらのパーツを指板にはめ込んで行きます。
はめ込みが終わったら指板材から浮き出ているインレインの素材を研磨して平に致します。
この時に指板材を削らないように注意して行います。
次にヘッドのインレイ作業になります!
こちらも細いパーツをヘッドのツキ板にはめ込んで行きます。
このヘッドインレイが2021年限定モデルの主役と言っても過言ではありません!!
4種類ほどの素材を使い分けて「オオムラサキ」を表現しております。
どのような感じになったのか、次回のブログにてお届け致します。
指板とヘッド以外にも「オオムラサキ」のデザインが入っている部分もあります!
それは完成品を見てからのお楽しみとしましょう!!
最後に判明した仕様をまとめましょう。
前回
・サイド&バックがローズウッド材
・バック材が3ピース仕様
・ネックはESU(エクストラスリムUネック)
今回
・TOP材 アディロンダックスプルース
・バック材の真ん中に桜を使用
・「オオムラサキ」がデザインモチーフ
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また、HEADWAYでは長く安心して使用できるギター製作の理念に基づき特別保証を発行しております。
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