長野県松本市、雄大な山々に囲まれた冷涼な気候の中でひときわ凛々しくたたずむ松本市のシンボル、それが松本城です。歴史における位置づけもさることながら、外観面・デザイン面においても非常に個性的で美しく、人を惹きつける魅力に満ちています。
ここでは少しばかり松本城の魅力についてお伝えしていきたいと思います。
(参考:松本城公式ウェブサイト(http://www.matsumoto-castle.jp/))
ポイントを絞ってご紹介
古き日本文化の象徴として日本人の誰もが親しみを持つ「城」ですが、部分的な修復こそすれ、当時から現代まで生きながらえる「現存する城」*は12しかないことをご存知でしょうか。中でも五重の天守を持つのは姫路城と松本城の2城を残すのみとなっています。
*「現存12天守」・・・1940年以前に建てられた、創建当時の形を残す天守。弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城を指す。
北アルプスと天守のコラボレーション
信州の雄大な北アルプスと松本城の五重の天守が同時に眺められる、この城ならではのロケーションです。
山並みが城のお堀に映り込み、城・山・空という3つの要素が絶妙に組み合わさります。
松本城の城壁は黒の漆と白の漆喰を用いており、黒と白のコントラストが印象的です。明暗のメリハリが遠景においても城の輪郭を明瞭にします。
戦闘のための天守と月見のための櫓
戦国末にあげられた天守と、寛永次代に増設された月見櫓(やぐら)がついています。月見櫓は全く武備のない建造物で、建築時に落ち着いた世の中であったことがうかがえます。天守に櫓が接続するのは松本城ならではの構造で、時代によって天守の意味付けが変わっていく様子を伝えています。
これはまだほんの序の口に過ぎません。詳しくは松本城公式ウェブサイトをご覧ください!
http://www.matsumoto-castle.jp/
ピックができました
ヘッドウェイオリジナル「国宝・松本城ピック」
長野県松本市にて創業40年を迎えるアコースティックギターメーカー「ヘッドウェイ」より松本城を取り入れたアコースティックギター用ピックを発売しました。ギターの弾き心地に関わる「ピックの厚み」はHeavy(1.00mm)とMedium(0.75mm)の2種類をご用意。弾く方のプレイスタイルに応じてお選びいただけます。