ピックアップの後付けが相当簡単になりました。

ヘッドウェイギターをお買い上げになる方の中には「なぜエレアコタイプが無いのか」とご不満の方も大勢いらっしゃると思います。
そういったとき私達はいつも「ヘッドウェイはギターの生音で勝負しています。」「ご購入時に言って頂ければお取り付けいたします。」とご案内しているのですが、結局のところ、ギターを生音で楽しみたい方、アンプから出力したい方、両方に満足していただきたいと思いながら何かいい方法はないかと考えていました。

今回の500モデルは現代的な演奏性、機能性を持ったギターを意図しています。その中で、今までよりももう一歩ピックアップの取り付け準備を進めました。

ギターにプリアンプをのせるとき、必ず必要になる電池。9V電池というと重量がありますからギターのボディバランスをできるだけ崩さない様な位置に取り付けます。すなわちたいていの場合はネックブロック部分に電池を取り付けることになるのですが、後付PUの場合、電池ボックスを両面テープなどで固定することが多いです。しかし演奏中はさておき移動中や不意の振動などで電池ボックスごと外れてボディ内部を傷つけるという事故が後を立ちません。

そこで500モデルでは電池ボックスを小さなビスでしっかりと固定しました。これで不意の事故でギターを傷つける心配が無くなります。またボディ内部で配線を固定するためのフックも適所にあらかじめ取り付け済み。線をすっきりと引き回すことができます。

また、一般的なアコースティックギターにエンドピンジャックを取り付ける場合、エンドピンの下穴をエンドピンジャックに合わせて拡張する必要がありますが、500モデルでは一般的なエンドピンジャックに対応する12.2mm径※の下穴に対応したエンドピンをデフォルトで採用。下穴を拡張する必要がありません。
※実際に取り付ける際はパーツの径とギターの径を必ずお確かめください。

以上のように新しい500モデルはピックアップを後付けする際の負担を大幅に軽減しました。

※500モデルはプリアンプ、ピックアップは搭載しておりません。後付けしやすい様に周辺パーツのみ取り付けてあります。