特注アコースティックギター製作レポートその4

前回の更新からさらに製作が進んでおります。

ボディはいよいよ塗装工程へ。

アコースティックギターに限らず、ギターの塗装はできるだけ薄く仕上げることが鉄則です。

塗膜が厚すぎると、ギターを弾いたときの木部の振動が抑制されてしまう、少し鳴りが抑えられた印象になってしまうためです。

そんな訳で、今回のアカエゾマツギターも塗装と磨きを繰り返しながら、薄い塗膜に仕上げていきます。

掲載の画像は塗装されたボディを乾燥させるための乾燥室でのショット。いつも使っているシトカスプルースやアディロンダックスプルースとはまた違った質感、木目を持ちスタンダードな雰囲気を持ちながらアカエゾマツらしい少し特徴的なルックスになりつつあります。

今回製作する4本のうちHD、HFのそれぞれ1本を撮影しました。

さて今回のアカエゾマツギター、基本的なスペックはヘッドウェイの最もスタンダードなモデルであるHD-115 A,S/ATB、HF-415 A,S/ATBをベースに製作しております。

ボディサイドバックのインディアンローズウッドもご覧の通り極上のものをセレクトしました!

反射のせいで見えづらく申し訳有りません。。色も良く、柾目に目の詰まったいい表情のローズウッドです!

そして、このギターは北海道の楽器店モップトップス様にてお求め頂けます。北海道のお店ならではのエゾマツを使ったギターです。

このギターについての詳細、お問い合わせはモップトップス様までお寄せいただければと思います!
モップトップス様ウェブサイト(デジマートお店様ページ)
https://www.digimart.net/shop/42/

 

2月末の完成に向けていよいよ作業も佳境に入っております。どんな音かするのか、ぜひお楽しみにお待ち下さいませ!!

 

これまでのブログ

2019/11/14
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