ディバイザー商談会で発表された最新モデル「HC-581E A,S-ESU/ATB」と「HOM-501 D,A,S-ESU/ATB」。これら2機種には今までに無い新しいスペックが盛り込まれています!
HC-581E A,S-ESU/ATB
希望小売価格・・・¥330,000(税抜)
製品ページ
HOM-501 D,A,S-ESU/ATB
希望小売価格・・・¥280,000(税抜)
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それが「Extra Slim U Grip(エクストラスリムUグリップ)」です。
ヘッドウェイの(現行モデルの)ネックは3種類の形状に分類できます。いわゆる三角形状の「ナローV」、カマボコ形状の「U」、さらにこのカマボコを薄くした「スリムU」です。基本的にはトラディショナルなギターデザインに基づいた2つのシェイプに対し、500番シリーズリニューアルの際にラインナップに加わったオリジナル「スリムU」形状という位置づけで、ヘッドウェイギターユーザーの方は意識する・しないに関わらず、これらのいずれかのグリップを弾いていただいております。
(※一部カスタムモデル、過去に生産していたモデルについてはこの限りではありません)
ところで、かねてからヘッドウェイのネックが「肉厚」「がっちりしている」といったご感想を頂くことがありました。
「ネックの太さは、音の太さ」という格言があったかどうかは知りませんが、ネックが薄いギターは1音1音の粒が揃わず潰れてしまったり、コードトーンが濁ったり、音が抜けなかったり、という感覚をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ヘッドウェイでは、殊更にネックを太くするつもりは無くとも、市場のアコースティックギターに比べると少し肉厚なネックだったのかも知れません。
どこかのタイミングでヘッドウェイを弾いて頂いた時、このイメージ(「ネック太っ!」)をお持ちで、以降ヘッドウェイを敬遠しているプレイヤーの方も相当数いるのでは無いかと考えています。
そこで今回これまでのイメージを抜本的に塗り替えるネックグリップを設計致しました。
ベースとなるUグリップと比較すると、1F上の厚みがUグリップ22mmに対してエクストラスリムUグリップは20.5mmで1.5mmもの差があります。
2本の同じ型式のギターがあったとしても2本のネックの微妙な違いに気づく程、手の感覚は研ぎ澄まされているもの。1.5mmの差となれば相当な違いです。
ヘッドウェイのネックグリップについて詳しくは下記ページをご覧ください。
https://www.deviser.co.jp/headway/neckgrip
実際製作に携わる職人も、完成品をチェックした際にその違いに改めて驚くほど。
もちろんただネックを薄くするだけではありません。2019年頃よりカスタムショップグレードで頻繁に採用されている「ハイストレングスネック」仕様をExtra Slim U Gripでも取り入れています。
ハイストレングスネックについて
Extra Slim U Grip+ハイストレングスネック仕様で、今までよりもさらに多くのプレイヤーの方にヘッドウェイギターをお楽しみ頂ければと思います。
このブログをご覧のヘッドウェイファンの皆様におかれましては、上記の理由でヘッドウェイを敬遠しているお知り合いがいらっしゃいましたら「ヘッドウェイから薄くて弾きやすいネックグリップが出たらしいよ」とお伝え頂けましたら幸いでございます。
2020年のディバイザー商談会では、レギュラーモデル2機種に加えてエキゾチックトーンウッド「ユーカリ」をボディサイドバックに使ったワンオフモデルを出展しました!
HC-581E YU A,S-ESU/ATB
希望小売価格・・・¥360,000(税抜)
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HF-501YU A,S/ATB
希望小売価格・・・¥310,000(税抜)
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