フィンガーピッキング対応のHD-115
ヘッドウェイの音色は、耐久性を重視した作りから若干硬質なストローク向きの音色と言われています。しかしながら、フィンガーピッキングも含めた幅広いプレイスタイルに対応する柔軟な音色が求められる現代のニーズに合わせ、多くの改良を行ってきたのもヘッドウェイです。そのヘッドウェイの音作りの幅、技術の幅を動員し新たに作り上げたのがこの2009 EDITION HD-115です。スキャロップ加工を施したXブレーシングを更にフォワードシフトさせる事により、繊細なタッチでの十分な鳴りを引き出し、広がりのあるソフトな音色に仕上がっています。また、弾き始めた瞬間からの優れたバランスも魅力です。更にナット部で44.5mmに設定された若干幅広なネックを採用し、フィンガーピッキング時にも高い演奏性を発揮します。2009 EDITIONは永年に及ぶ鳴りと耐久性の両立の追求の中から生み出されたヘッドウェイの新機軸です。
製品の特徴
・スキャロップド・フォワードシフトXブレーシング
ヘッドウェイを代表するギタールシアー百瀬恭夫が設計した、豊かな中低域を生み出すスキャロップド・フォワードシフトXブレーシングを採用。HD-115を象徴するストロークプレイでのクリアーに抜ける美しいサウンドと、近年求められるよりソフトで軽やかな鳴りを共存させています。
・ワンピースマホガニーネック
贅沢に角材から切り出す1ピースネックを採用。通常のヒール部で接がれた2ピースネックよりも大きな素材が必要となり、廃材となる部分も少なくない1ピースネックですが、ヘッドウェイHD-115の音色を形作る重要な要素でもある為にあえて採用しています。
・44.5mmナットワイド
過去のHD-115が43mmのナット幅を持つのに対し、2009Editionでは44.5mmのナット幅を採用しています。近年見られる様々な奏法に対応し、より幅広い演奏において自由度の高い優れたプレイアビリティーを発揮します。
2009 HD-115 Plus
ボディトップにカルパチアンレッドスプルース、ボディサイド・バックにブラジリアンローズウッドを使用したワンランク上の2009Edition HD-115を製作しました。
※当モデルは正確には当時展開していた(現在とは異なる)Headway Standard seriesの製品ラインナップですが、便宜上ATBシリーズとして掲載しております。予めご了承くださいませ。
Body Top |
Sitka Spruce
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Body Side&Back |
Indian Rosewood
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Neck |
African Mahogany 1p
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Fingerboard |
Ebony
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Nut |
Bone
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Saddle |
Bone
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Bridge |
Ebony
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Pickguard |
Tortoise Color
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Machineheads |
GOTOH / SE780-06M
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Scale |
644mm
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Width at Nut |
44.0mm
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Bracing |
Scalloped Forward Shift X Bracing
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Finish |
Top Lacquer
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String |
Elixir NANOWEB Light(.012-.053)
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Accessories |
ライトハードケース、保証書、レンチ
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