ファクトリー
Tweet完全防御してボディのセルバインディングを削るのはヘッドウェイマスタービルダーの安井雅人です。
そして抱えているボディは、2020年漆塗りギターで初お目見えとなる「黒」色です。
毎年この時期だけ製作する漆塗りギター、今年も製作が佳境です。
今年も漆塗り工程をお願いしたのは、飛鳥ファクトリーがある長野県松本市のお隣、東筑摩郡朝日村の彩漆KOBAYASHIの小林登さんです。
最近特に注目度が上がっている5弦ベース。
4弦よりさらに1本低い弦が追加されることで、音域が一気に広がります。4弦ベースだとE音までですが、さらに低くB音まで出せる様になり、演奏の幅が広がります。
ただし注意したいのは「5弦がついていれば何でも良いか」と言うと、そうではありません。
木製ピックガード反りがち問題
・一般的にピックガードはプラスチック製のため、経年変化で10年以上経過してくると動くものもあるが、特に完成直後に動くものは少ない。
一方木製のピックガードは木目によって反る。特に一枚板で厚みが薄くなるほど木目の影響を受けるため、完成直後から動いてしまうケースも多い。
現在製作中のヘッドウェイ飛鳥チームビルドシリーズ「HD-Yozakura '20 Summer A,S/ATB」をはじめとする「夏桜モデル」。特徴的なインレイワークについて有限会社飛鳥 デザイナー兼エンジニアの吉田幸広に聞きました。
ディバイザーバーチャル商談会2020へ向けて製作された特別モデルのうち、一際個性を放っていた「レジン」塗装の6モデル。楽器製作時の苦労やエピソードについて、飛鳥ファクトリーの塗装部門を担当している梶田恭正に話を聞きました。