細かいところまで丁寧に~ピックガード制作~

細かい所まで丁寧に~ピックガード制作~

おはようございます。広報スタッフのハシモトです。
すっかり7月になり猛暑と雨が続きます。
長野県は都心に比べて爽やかな暑さなので、観光と合わせて工場見学へ起こしいただくのも良いかもしれません(^^)

さて、本日はWorkshop Deviser Guitarsのピックガード制作についてご紹介いたします。

ピックガードってなんのため?

大体のモデルにとりつけられているピックガード。
その名の通り、楽器の塗装をピッキングによるキズから守る役割を持っています。モデルによってはフィンガーレストの効果もあるようです。

アコースティックギターにも取り付けられていますが、ボディの共鳴や音色、音量に影響が出てしまう場合があるので、エレキと違って厚みや重さに考慮したピックガードが取り付けられています。お手軽に好みの素材に変えてカスタムできるパーツでもあります(^^)

鼈甲柄やブラック、ホワイト、ミラーやパール・・・
INSPIRATION CUSTOMモデルではシルバーマットやゴールドマットなど個性的なものも使用しています。沢山あると迷ってしまいますね◎


ご希望頂ければピックガード制作も行っています(^^)
お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

WDGのピックガード制作フロー


Workshop Deviser Guitarsで手がけるピックガードはひとつひとつ丁寧に磨かれています。


▲クリアピックガード 面の比較画像。

わかりやすいように一部分を研磨して頂きました。
上のピックガードが研磨前、下が研磨後です。
研磨後のほうが面に透明感があり、きれいに仕上がっています。

刃物での加工は切断面に大きなキズがついてしまいます。
その大きな傷を取るにはサンドペーパーを使って研磨し、だんだん目を細かくして傷を取ります。最後にバフをあてて、仕上げを行います。



▲サンドペーパーを使って丁寧に研磨。


▲最後にはバフを当ててキレイに傷を取ります。


細かいところまで丁寧に、長くご愛用いただけるよう心を込めて作業を行います。是非店頭でお見かけの際には、フレットの処理や調整、ピックガードなど注目して職人の技に触れて頂けたらと思います。

では、次の更新をお楽しみに。