毎年春に大阪で開催される、国内最大級の楽器販売イベント「サウンドメッセ」ですが、今年は諸般の事情により開催延期となってしまいました。
ヘッドウェイは2020年に数年ぶりの出展を予定しており、並々ならぬ意気込みで準備を進めておりました。。しかし無念の開催延期。。世にも未曾有の状況、先行きが不透明な今、当然なことかと思います。その様な中、場所を作って集まることは難しいですが、ギターについて楽しんで頂ける場所をオンライン上に設けたいと思います!!
サウンドメッセ2020に合わせて製作された、ヘッドウェイマスタービルダー安井雅人製作「HD-Monet's Pond」はドルフィンギターズ様特注モデルとなります。ボディバックに極上のキルトメイプルを配し、大きく入れられた鯉と蓮が優雅に佇む「モネの池」がデザインモチーフです。
製品について詳しくは上記バナーより製品ページへお進みください!
サウンドメッセに展示するために製作した、渾身の特別モデル10本を一堂展示!!
ヘッドウェイ飛鳥チームビルドシリーズの職人がワンオフモデルとして、ファクトリーにわずかにストックする希少材を、それぞれが最も個性を発揮する仕様にて製作しました。
さらにサウンドメッセ限定のインレイワークや特別ノベルティもご用意して、これまでに無いプレミアム仕様に!!
全モデル「ウッドイコライジングシステム」施工済み
ギターの鳴りを育てる仕組み「ヘッドウェイ・ウッドイコライジングシステム」を全てのモデルに施工済みです。木部に振動を加えることでボディ材の繊維レベルの均質性を向上させ、弾いたときの鳴りのバランスを整える技術です。
完成した直後のギターは鳴りの面でぎこちなく感じられることがあります。これは木部の繊維の長さにばらつきがあり、板の振動パターンがまだまとまっていないために起こります。木部に特定の振動を一定期間与えることで振動のパターンを整え、各弦、各音程がバランスよく振動し、そのギターや木材が持つ音の特性を最大限に引き出すプロセスが「ヘッドウェイ・ウッドイコライジングシステム」です。
詳しくは上記バナーより特設ページをご覧ください!
Wood Equalizing System未施工デモ動画
Wood Equalizing System施工済みデモ動画
HEADWAY NON TWIST ADJUSTを搭載
ヘッドウェイの「ノンツイストアジャスト」はネックに仕込まれたトラスロッドの出口、ナット部分にその特徴があります。
一般的なアジャストナットは締めるほどに、その構造上ロッドを引っ張りながら、ネックがわずかにねじれる様に力が加わります。その結果上記左図の様に指板面が全体にわずかにねじれます。ナットをある程度締めた状態で平面に置いた時に指板エンドと平面の間に傾きがあることが分かります。
一方ヘッドウェイ「ノンツイストアジャスト」はナット部分にボールベアリング機構を含ませることで、ナットとネック部のねじれのベクトルをスムーズに逃し、ナットを締めた分だけネック全体に過不足無く力が加わり、ネック調節の精度が向上、よりシビアなセッティングが可能となります。
ギタリストわたなべゆうによるサウンドメッセ2020特別モデル全曲弾き比べムービーを製作!!一つとして同じものが無いワンオフモデルを、それぞれのギターが最も心地よく響く選曲でお届けします。
ギターの特徴とわたなべゆうの技術が冴える特別ムービー、気になるものからどうぞ御覧ください!
わたなべゆうプロフィール
岡山県出身
2006年にフィンガーピッキングコンテストで優勝。
それを受けて翌年アメリカカンサス州で行われたウォルナットバレーフェスティバルに日本代表で出場。
2010年、絵本と音楽の作品『くまのマク』で絵本作家としての活動も開始。
絵本の物語と音楽を融合させた独自の世界はあたたかい感動を与えている。
2015年、活動10周年を記念して絵本とCDの作品『マクの約束』と『バクの夢を』2枚同時リリース。
『バクの夢』収録の『初恋』がSing Like Talkingの佐藤竹善氏のベストアルバムに収録され話題となる。
2017年、レベッカのNOKKOのソロアルバム『True Woman』のレコーディングに参加。
2018年、ヘッドウェイより監修モデル「HOC-KINGFISHER」を発売。
2020年、活動15周年を記念してsolo guitar best『Gerbera for you』とcollaboration best『Beside you』のベストアルバムを2枚同時リリース。
コンスタントに作品をリリースしながら年間200本以上のライブを全国で行い、アメリカ、タイ、香港、中国など海外での演奏活動も積極的に行う。
心に届く暖かい音色は老若男女問わず圧倒的な支持を得ている。