5月25日弊社ウェブサイトにて公開予定の「ディバイザーバーチャル商談会」。HEADWAYブランドからもにカスタムショップモデルからATBの限定品などこのイベントの為に制作した特別モデルを出展予定ですが、その中から選り抜きの1本を今回先行公開致します!
今回紹介するのはカスタムショップビルダー降幡新(ふりはたあらた)の制作した1本。
HEADWAY CUSTOMSHOP HF-420 CUSTOM
1938~1939年頃のビンテージ「42」スタイルのギターを強く意識して仕様、材の選定などを行いながらも、Headwayが最近取り組んでいる新しい技術も採用した降幡の渾身の1本になります。
選び抜かれたプレミアムトーンウッド
プレミアムグレードのアディロンダックスプルーストップにマダガスカルローズウッドのサイドバックと、1ピースの柾目のホンジュラスマホガニーネック。多くのギタリストの支持を集める最高級材のコンビネーションを用いました。
ボディバインディングやロゼッタにはヴィンテージのデザインを踏襲しアバロンインレイを配置。ヘッドウェイがこれまで採用してきたいインレイのデザインを見直し微調整を加えることにより、装飾のバランスが向上しました。アバロン材とウッドによるラインはまさに上質の一言。
ホンジュラスマホガニー1p「ハイストレングス・ネック」
柾目のホンジュラスマホガニー1ピースはカーボン補強が入った「ハイストレングス・ネック」仕様。最近のヘッドウェイ・カスタムショップモデルで採用され始めた仕様で、高い安定性を持つとともに、トラスロッドの力と弦の張力が起因となるネックへの「ストレス」を減少させる効力を持ちます。試用を経て研究した結果、より自然な弦振動が生まれ特に高音域の表現力が向上するという結果を得ました。
30年代中期にアレンジを加えたブレーシング
30年代中期のブレーシングを参考としながら再設計したセミフォワードシフテッドXブレーシングにより、まろやかでリッチな音質に仕上がりになりました。
こだわりの詰め込まれた仕様
ハカランダを突板に使用したヘッド。当時の仕様に忠実にヘッド回りにバインディングを巻いていません。
ビンテージを意識したロングサドル仕様。象牙に近い高い密度を持つ水牛骨(High Density Bone)素材を成形して作られています。
アバロンで入れられたスノーフレークインレイ。こちらもビンテージデザインを踏襲しています。
HF-420 CUSTOM製作中の画像
降幡新からのコメント
試奏動画
こちらのギターは5月25日にWeb上で公開する「ディバイザー商談会」への出展品となります。
このギターだけでなく、今回出展するHeadawyカスタムショップギターはすべて1本ずつ試奏動画を撮影し公開する予定です。25日の公開を是非お待ちください!
ディバイザーバーチャル大商談会予告ページ
https://www.deviser.co.jp/feature/specialcollections2020-teaser#overlay-context=