「朴の木」といいます。北海道から九州の山地に生えております。香りや抗菌作用がある葉っぱは古くから寿司や餅に巻いて利用されていたようです。現在では朴葉味噌が有名ではないしょうか。
木材の狂いが少なく、加工のしやすさや仕上がりもよく優秀な木材として知られています。古来より日本刀の鞘にはこの木が使用されることがほとんどだそうです。
その見た目は淡白でくすんだ緑色と辺材との明瞭な境界線が特徴的です。
飛鳥工場で使用されるホオノキは、濃い緑色のもの、多色が混ざるもの且つ、縮み杢(フレイム)やダイアモンドが並ぶような特殊杢を有する個体を厳選しています。