アメリカ西海岸分布し、日本では「セコイア」という名前で知られています。
レッドウッドの歴史はジュラ紀~白亜紀からと大変古く、また巨木としても有名で平均樹高70-80mほどになり、なかには100mに達するものの存在します。
もともとはインディアンが神の木としてトーテムポールの原材料にしていましたが、レッドウッドは加工が容易なことに加えて、腐りづらく、燃えづらいことから多くの住居に使われ始め、ゴールドラッシュ時にログハウスを建てるため多量にレッドウッドが切り倒され、その数が激減したそうです。
当然、現在では供給量が規制され針葉樹材としてはトップクラスに高額な木材となっています。
褐色に深みのある色と目の詰まった年輪が特徴的で、とりわけ杢の入ったものは特異な存在感や魅力があり大変人気の木材の一つです。
ギターにしたときには高音の抜けの良さとレスポンスに優れた印象を受けます。
飛鳥工場ではフレイム杢の入った個体を使用しています。ゆらゆらと揺れるフレイム杢はメイプルやコアにはない魅力があります。