アコースティックギターならばほとんどのものが必要とするパーツ「ブリッジピン」。

弦を張るときに、ちゃんとブリッジにボールエンドを押し込んだつもりが、弦を巻いている間にブリッジピンごとせり上がって「ポコン!!」と外れてしまうことありませんか??

あれ、実はギター取り扱いのプロフェッショナルであるヘッドウェイの制作現場でもごくまれに発生します。細かいことなんですが、外れたときの得も言われぬ脱力感は皆同じです。

そこで、2019年7月完成分の飛鳥チームビルド製品より、ピンの先端にスラントをつけたヘッドウェイオリジナルブリッジピンに改善しました。

図で示すと


↑「ごくまれに」微妙にボールエンドがピンに引っかかった状態が発生。


「え、えぇ〜。」

 


↑スラントをネック側に向け(←重要)ブリッジピンを差し込むことで、ボールエンドはピンに掛からず、しっかりとボディ側に固定される。

 

このブリッジピンはまずATBシリーズの各製品より使用してまいります。

細かな部分にこだわってこそ、全体の完成度がぐっと上がります。最新ヘッドウェイモデルをお買い上げになった際は初めての弦交換をお楽しみに!

※ヘッドウェイカスタムショップ、スタンダードシリーズ、JTシリーズ、ユニバースシリーズでの使用は現在のところ未定となります。

※弦交換の際はスラントの向きに気を付けてセッティングください。