従来ナット、サドルはスペック欄に「Bone」と表記されていますが、何の骨かというと牛の骨です。
一般的にナットやサドルの素材は牛骨のほか、タスク、象牙、ブラス、プラスチック、カーボンファイバーなど様々なものが存在し、それぞれに一長一短が見られるわけですが、ヘッドウェイでは一貫して牛骨素材のものを使用し続けています。

この度、従来よりさらに密度が高く、安定した品質のものを確保できる「水牛骨」によるナット、サドルを使用する事になり、新しい500番モデルにも採用しております。

今回こだわったのは言ってみれば「骨密度」。牛骨であっても、部位や個体差により、骨の密度が高いところと低いところが存在します。密度が低い箇所だった場合、ナット材を見るだけでもわかるほどに「す」が入っていたり、質感もスカスカしたものになってしまいます。

ヘッドウェイで新たに採用することになった水牛骨は仕入れ段階で比重に基準を設け1.7以上のもののみ使用する事にしました。この基準は従来の牛骨よりも詰まっていて密度が高く、外観面、質感はもとより音質面でもアドバンテージになるものと考えています。また象牙の比重は1.7から1.9と言われており、象牙と素材特性が近いと考えております。

参考URL
https://www.as-1.co.jp/academy/5/5.html

完成品をお試しいただく際は、ぜひナット・サドルの質感にもご注目ください。

※2019年2月完成分以降、飛鳥チームビルド製品は随時High Density Bone(水牛骨)ナット、サドルへ仕様変更いたします。