神代タモを使用した最新モデル
”神様がいた時代の木”を意味する「神代木」は飛鳥工場で使用する木材の中でもある意味では最も個性的な木材の一つです。
神代木とは
地中で腐敗することなく千年以上埋もれていた木材だけが「神代木」と呼ばれます。完成したばかりの「MTL・HOLLOW JINDAI2-PRM」には神代木のタモを使用しています。
タモはもともと白い木ですが、気の遠くなるような時間の経過にともなってこの写真の様な色になりました。(このギターはナチュラルカラーで着色などは行っておりません)
一見すると分かりませんがボディはシンライン構造になっており、コントロールポットなどが収まるキャビティだけではなくボディの低音源側も大きくくり抜かれています。そしてボディトップには神代タモの中でもフレイム杢が浮かぶ極上の材を使用しています。
更にネックにはローズウッドを使用し、希少性のある木材が随所に使用されています。エボニー指板、ローズウッドネック、神代タモボディと、比較的重量があり硬質な素材を選択することで、ホロウボディにしたとき音が必要以上に軽くなり過ぎず、重心の低い安心感のある音色を実現しました。
ハードウェア
ペグには信頼のGOTOH製SD91-05Mのマグナムロック仕様を採用。弦交換という定期的な作業を少しだけ楽にします。
ピックアップはここのところ注目を集めているMojotone Pickupのディバイザー特注仕様TL ATQ60を搭載。フレットにはJESCAR EVOを使用しています。
ボディ外周にべっ甲バインディングを巻いたカスタムテレスタイル。一般的なギターとは一味違う高級感のあるギターに仕上がりました。