【ディバイザーがゆく!ギターショップ巡り】東京編~Hoochie's SidePark店様~

今回のディバイザーがゆく!は前回の四国愛媛県より移動し東京都の小金井市へやって参りました!
こちらにお店を構えていらっしゃいます、「Hoochie's SidePark店」様にお伺いさせて頂きます。

生涯現役ブルースマンの坂本様にHeadwayについて語って頂きました。

さあ、それでは行ってみましょう!


▲ガレージ風の外観に手書きの看板が心くすぐられます。

 

・ まずは、Hoochie's様の特徴・歴史を教えてください。
自社ブランドのCrews Maniac Soundの他、セレクトした楽器を取り扱うショップです。
サイドパーク店は、天井の高いウエアハウス風の、アメリカンテイストなショップです。


▲店内に入ると、なるほど…アメリカンテイストな雰囲気がギター好きには堪らない空間です。

・スタッフの坂本様にお話しを伺います。簡単に自己紹介をお願い致します。
大手量販店のアコースティックフロア担当を経て、フーチーズへやってきました。
アコースティックギターのことはもちろん、テレキャスターのことやブルースのことなども任せてください。

色々とお話しを伺いたいですが…こ、今回はアコースティックギターHeadwayについてお伺いさせて頂きます。
只今、フーチーズ様にて強化いただいております、Headwayマスタービルダー百瀬恭夫カスタムモデルの最新作についてお話しを伺いたいと思います。


Headwayマスタービルダー百瀬恭夫が手掛ける最新モデルに「エボニーグラファイトバー」搭載モデルと「グラファイトTバー」搭載モデルがございます。
ネックの要である補強に「エボニーグラファイトバー」、「グラファイトTバー」を採用した最新モデルです。
Hoochie's様には全国に先駆けこの2機種を強化展開いただいておりますので、その印象をお話し聞かせてください。

・まずはHeadwayブランドのイメージを教えてください。
仕上げを含め、非常にしっかりとつくられており、精度の高いイメージがあります。

・ありがとうございます。そのHeadwayを作り上げた百瀬恭夫が手掛けるカスタムショップモデルとは坂本様にはどう映りますか?
長い間ギターを製作してきた熟練の技が弾き手に伝わる、究極の匠のギターですね。


▲左からスタッフの橋川様と坂本様。後ろにはHeadwayがずらりと並びます。中央手前の3本が百瀬最新モデルになります。

・今回は百瀬が最新作としてエボニーグラファイトバー搭載モデルとグラファイトTバー搭載モデルを制作致しました。
 お取り扱い頂くきっかけ、最初に話しを聞いた時の印象を教えてください。

やはりそこに行き着いた.....という印象でした。
従来のスタイルというか、アジャスタブルロッド以前は、形状は異なりますがノンアジャスタブルロッドでした。
それが現代の技術と匠の技でリバイバルされるとのことで、サウンドとネック強度を含め非常に興味が湧きました。

・従来の百瀬制作のカスタムモデルと比べてどんなところに違いを感じましたか。
一番は鳴り方が全く違います。
ヴィンテージ寄りのつくりですが、やはりトラスロッドの違いが、
より“木の音”を再現し、材のサウンドキャラクターが、さらに際立っています。

・エボニーグラファイトバー搭載モデル・グラファイトTバー搭載モデル2本を比べサウンドの違いやオススメしたい演奏スタイルを教えてください。
HF 180 34’s Customに関しては、カスタムエボニーバーのモデルの方が、
太く甘めのサウンドで、グラファイトTバーモデルは、音の立ち上がりが良く、
ブライトさも兼ね備えた特徴があります。
カスタムエボニーバーモデルは、ストロークやアルペジオ等、音の余韻を大切にする
プレーヤー方にお薦めです。
グラファイトTバーモデルは立ち上がり良さから、ブルーグラス等のフラットピッカー他、
フィンガースタイルでも、比較的早いフレーズを多用する方に最適かと思います。

 

 

 

・今回の最新モデル2機種、お客様からの反響はいかがでしたか。
高評価を頂いております。初め入荷した4本のカスタムエボニーバーモデルと、
今回のHDモデルは既に完売してしまうほどです。

・ありがとうございます。それでは現在店頭にあるモデルでイチオシのモデルを教えてください。
HF-180 34’s CUSTOM / グラファイトTバーモデルはオススメです。
良質なホンジュラスマホガニーバック&サイド、ルッツスプルーストップの
モデルです。


▲こちらがイチオシとご紹介頂いた、HF-180 34’s CUSTOM / グラファイトTバーモデル。百瀬渾身の最新モデルの1本です。

 

・今回一押しモデルに上げて頂いた、HF-180 34’s CUSTOM / グラファイトTバーモデルは試奏動画も公開頂いておりますので、ぜひそのサウンドも聞いてみてください。
 ここで少しお話しが変わりまして、Hoochie's様ではHeadway製品の動画コンテンツも多数公開頂いておりますが、動画コンテンツを作る際にポイントにしている点を教えてください。

材のサウンドキャラクターを再現し、モデルの個性がお客様にも伝わるように心掛けています。
特に今回ようなモデルは鳴り方が特に異なるため、しっかり聴き比べて貰えるよう意識しながら撮影をしております。

 

 

Hoochies SidePark店様のYouTubeチャンネルでは他にもHeadway製品の動画も多数公開頂いております。
より詳しい内容や実際のサウンドも体感頂けますので、ぜひご覧ください。
Hoochies SidePark店様YouTubeチャンネルはこちら

・それではお話しを戻しまして、エボニーグラファイトバー搭載モデル・グラファイトTバー搭載モデルはノンアジャスタブルロッド仕様ですが、どういった保管の方法をされておりますか。
ネック自体の強度は充分ありますが、温度湿度が高い時はトップも膨らみやすいので、気候に合わせて状態をチェックしております。
ショウケース内で湿度管理しておりますので、基本的にはチューニングはしたままです。


▲奥に見えるショウケースにて保管頂いているとのこと。やはり湿度管理は大切とのことで、長くアコースティックギターを使う為にも心掛けたいポイントです。
 

・これからHeadwayカスタムモデルの購入を検討されているお客様へギター選びのアドバイスをお願いいたします。
アコースティックギターの極上品、そして熟練の匠の技のギターをお探しの方は、
是非、音をお確かめ頂ければと思います。
百瀬さんのファンの方は、迷わず今回のモデルをご購入ください。

・最後になります! Hoochies様でご購入いただくと…
オススメのメンテナンス用品と、当店オリジナルバッグをプレゼントさせて頂きます。

Hoochies Sidepark店様ありがとうございました!
ぜひ店頭に足をお運びの際にはHeadway百瀬最新モデルをお試しくださいませ!

■エボニーグラファイトバーとグラファイトTバーとは

現在、ギターでは一般的な「トラスロッド」はネックの中に金属の棒等を入れることにより、ネックの反りを調整することが可能になっております。
しかしながら、アコースティックギターの古くは「トラスロッド」が入っておらず、硬い木材であるエボニー材を角材でネックの中に埋め込み「エボニーバー」と呼ばれる製法でネックの反りに対して強度を持たせておりました。
その後、「エボニーバー」より強度のあるスチール製の「Tバー」と呼ばれる金属がネックの補強として使われて来た歴史がございます。

エボニーグラファイトバーとグラファイトTバーはHeadwayマスタービルダー百瀬が考案した技術により、古くからあるエボニーバーとTバーに現代の技術であるグラファイトを組み合わせることで、ネックの剛性を高めた構造となっております。

▲グラファイトTバーが仕込まれたネック。


▲エボニーグラファイトバーが仕込まれたところで、エボニーとグラファイトが合わせられた物が仕込まれている。

■Hoochies SidePark店様店舗情報

ご住所:〒184-0001 東京都小金井市関野町1-5-2
お電話:042-316-6113
営業時間:10:00-19:00(火曜定休)※現在、営業時間短縮を行われており、18:00までの営業となっております。
メール:sp@hoochies.info
WEB:http://hoochies.info/
■Hoochies渋谷店様
ご住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-7 B1
お電話:03-5428-6739
営業時間:10:00-20:00(火曜定休)※現在、営業時間短縮を行われており、19:00までの営業となっております。
メール:shop@hoochies.info

 

キャンペーン情報

只今、Headwayでは「Headwayサマーキャンペーン」を実施致しております。
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