2018年9月7日から9日までの三日間、ドイツのマンハイムにて開催されたイベント「GUITAR SUMMIT」に出展してきました。


GUITAR SUMMITはドイツのギター雑誌「Gitarre & Bass」が主催するギターとその周辺機材に特化した新しい展示会です。昨年初開催され、2018年現在、ギター関連ではヨーロッパで最大規模の展示会といわれています。フランクフルト国際空港から長距離電車で約30分、閑静な都市マンハイムの中心地にあるホール、ローゼンガルテンにて開催されました。

ローゼンガルテン外観。1903年に建設された歴史ある建物です。レトロな雰囲気が素敵でした。
イベント中の様子
GUITAR SUMMITではプロミュージシャンによるワークショップとコンサート、個人参加のフリーマーケット、職人によるDIYのワークショップのコーナーなど、様々な角度からエンドユーザーにアプローチするイベントが盛り沢山でした。特筆すべき点は「静かなショー」をモットーとして、試奏時はアンプから音を出せずにヘッドフォンを着用することが義務付けられていたことです。これにより楽器ショー特有の、様々なブースから聞こえる試奏の音が大きくて会場内で会話がし辛いという状況が改善されておりました。また、アンプを通して試奏したいというお客様向けには別のフロアに設けられた「アンプワールド」に行くという選択肢も設けられていました。。
また個人制作家たちのギターを集めたブティックエリアなど、ヨーロッパのイベントらしい独特の雰囲気もありました。

プロミュージシャンによるワークショップ時もヘッドフォンを着用して傍聴。

ペダルの試奏エリア。

ブティックエリア。ヨーロッパギタービルダー連合のブースなど、個人作家達の作品が目白押しの圧巻のスペースでした。

配線関連のDIYワークショップ。

休憩スペースにはガットギターが置かれている点もユニークでした。

夕方から夜10時ころまではローゼンガルテン内部のモーツァルト・ホールにてコンサートが開催されておりました。

ローゼンガルテンで開催された音楽イベントの写真が飾られた壁。和太鼓のパフォーマンスの写真も。

日曜日に行われていたフリーマーケット。

会場の外のフードエリア。
ディバイザーブース
弊社ディバイザーはローゼンガルテン二階のブティックエリアの一角にブースを構え、このイベントのために作成した特別モデルを中心に各ブランドの製品の展示を行いました。(展示した特別モデルの一部の生産中の写真等をギターサミット特設ページ(英語)にて公開しております。)


ヨーロッパでも好評を頂いているBacchusのセットネックモデルのコーナー。沢山の方に試奏頂きました。

桜材を使用したモデルはこのショーでも注目を集めました。

Momoseブランドからは貴重な和材を使用したMC1-和、MJ-JINDAIも展示。

Bacchus JRP SB-1
赤松材を使用したモデルの企画はドイツでも多くの方の賛同を頂きました。(松本産赤松ギター特設ページ)

STRブランドからはスタビライズド加工の施されたバックアイバールトップのシングル・カットと桜モチーフのモデル、JTG Designのギターを展示。多くの人の目を引きました。

Headwayの展示。ARSブレーシングのモデルはドイツでも試奏時に大変良い反応を頂きました。

ブースを一緒に手伝ってくれたフランスのディストリビューターJapan Guitar Handmadeのスタッフ。大きなピックアップトラックでギターをフランスから運搬してくれました。

沢山の方々にブースに足をお運びいただきました。一部の許可を頂いた方々の写真を掲載致します。Danke schön!!










ディバイザーのGUITAR SUMMITブース特設ページ (英語)