2018年限定生産HD-115・HF-415モデルが掲載されました。
ヘッドウェイギターズは1977年のブランドスタートから2017年で40年目を迎えます。ギタークラフトマンの百瀬 恭夫とヘッドウェイ株式会社創業者の八塚 恵の二人がはじめた工場は、少し規模が大きくなりましたが、「ハンドメイドでより良いギターを作る」という基本の姿勢を全く変えること無く今日も稼働しています。
1977年はフォークミュージックが国民的な存在となり、アコースティックギターは沢山の方の手に届きはじめた頃。その後、弾き続けられたギターもあれば、弾く人の仕事や家庭、ライフスタイルの変化によって押入れに収まり憂き目を見たギターも少なからずあったかもしれません。 その後バンドブームがあり、DTMの台頭があり、音楽ジャンルの細分化が進み国民的ヒット曲が無くなり、、、楽器の中では演奏者と物理的な距離が近い「ギター」という存在ですが、40年という時間の中ではその距離感もいろいろあったように思います。
ここのところはニコニコ動画やyoutubeなど気軽に多くの人へ表現を届けるプラットフォームが充実してきました。ファッション性やブームという「ギターを始めるきっかけ」だけが溢れていた時代から、本質的な意義である「ギターを通して自己を表現すること」が簡単な時代へ移り変わっています。
より良く自分を表現するためのギターとは、形だけのブランドなどは不要で、その人にとってただ弾きやすく好きな音がするギター、ではないでしょうか。私たちはそこで選ばれるギターを作るため日々作業を続けながら、より良くするために何をするべきか考え、技術を磨いています。
この姿勢は40年間変わることはありませんでしたし、これから先も変わりません。2017年はアニバーサリーイヤーとして特別企画やスペシャルモデルを多数発表してまいります。ヘッドウェイギターズの節目となる2017年、是非お楽しみください。