リップルマークとよばれるさざ波のような木目が特徴的なアフリカ産の木材です。

肌目は粗いが大変強度が高く、硬いことから特異な木材として知られています。
かつて産出国の中央アフリカでは燃料として使用され、またフランスの植民地であったことから、ヨーロッパへ多量に輸出されてきました。
その特徴的な木目と強度から、ヨーロッパ各地の家具デザイナーの目にとまり、高級なテーブルやフローリング材として使用され、数は激減。現在絶滅の危惧を心配される樹種の一つとされています。

大変強度が高く、磨耗性も高いことでギターでは指板材に使用されることが多くあります。また、時間をかけて乾燥させることで安定感が生まれネック材に使用されることもあります。
その音は硬さはなく、重厚感や存在感のある中低音域に魅力を感じます。