ヘッドウェイの新基軸「500番モデル」がSTANDARD seriesに。

「ピックでガンっと弾けば、そのとおりに応えてくれる。」ヘッドウェイの骨太なイメージはブランド創立期である1970年台後半から80年台前半にかけて制作されたギター「HD-115」の印象によるところが大きいです。
2000年代前半、ヘッドウェイブランド復活から数年、当時アコースティックギターの市場はフィンガーピッカーの隆盛を極めていました。
そこでモデルラインナップを2つに分け、昭和から続くヘッドウェイらしいサウンド・弾き心地を踏襲する「HD-701」と、フィンガーピッカー向けに弾きやすく、倍音の多いサウンドを狙った「HD-501」のそれぞれを並行して製作することとしました。

この500番ラインナップは一旦生産を完了しましたが、今年2019年に当時の500番に相当するモダンな仕様、フィンガーピッカーでも弾きやすいヘッドウェイ、というイメージを具現化するレギュラーモデルとして新たにヘッドウェイ「500番」ラインナップを製作いたします。

当時から引き継ぐのはコンセプトであり、安易な焼き回し、リイシューではありません。

HD-115の音、弾き心地が象徴するような「ヘッドウェイのイメージ」とはまたひと味もふた味も違う、「もう一つのヘッドウェイのスタンダード」としての「500番」。飛鳥チームビルドシリーズで制作したHD-501 A,S/ATBに続いて、コストパフォーマンスに優れた「スタンダードシリーズ」でも遂に発売開始します!

 

スタンダードシリーズ500番モデルのこだわり

スリムUネック

上位機種同様にネックグリップを薄めのスリムUへ変更。伝統的なヘッドウェイのギターデザインでは「ネックグリップが太い」と言われることがありました(ナローV)。太いネックはそのままギターの出音におけるコシ、音の太さに繋がりますが、当然ながら弾きづらいと感じられる方もいらっしゃいます。
そこで500番は、多くのギタリストに違和感なく、弾きやすく感じられるオリジナルのスリムUシェイプに設計し直しました。

低めの弦高設定

ベストな弦高の設定はギタリストのプレイスタイルにより十人十色。ヘッドウェイでは元々ピックストロークで強弱が明確になるように十分なクリアランスをもたせた弦高設定にしていましたが、ご購入後にお客様から「弦高を下げて欲しい」というリクエストを受ける機会もしばしばありました。
そこで500番モデルでは弦高を従来よりも低めに設定し、弾き初めからスムーズな運指、ピッキングができるようにしました。

プリアンプ取付けがスムーズに

(※プリアンプは搭載していません)
アコースティックギターにピックアップを載せるかどうかはギタリストのスタイルによりますが、もしピックアップを後から乗せる場合でも出来るだけ簡単に、スムーズに済ませられる様に、要所要所に一手間を加えてあります。

・コンバージョンエンドピン

 
通常のエンドピンよりも穴の径が大きい「コンバージョンエンドピン」を採用しています。これでエンドピンジャックタイプのプリアンプも無加工で交換できます。

・電池ホルダー、配線フック

 
プリアンプを載せる場合、ギター内部にいくつかの配線を引き回す必要があります。ギターは構造上ボディが振動するため、この配線がしっかりと固定されていないと異音の原因になってしまうこともあります。
500番モデルでは予めケーブルフックと電池ホルダーを取り付けてあるため、ピックアップの取り付け時にこれらパーツを利用してしっかりと固定することが出来ます。

製品ラインナップ

HD-501 A,S/STD
希望小売価格・・・¥210,000(税抜)


製品ページ

HOM-501 D,A,S/STD
希望小売価格・・・¥210,000(税抜)

製品ページ

HD-503 A,S/STD※まもなく完成予定!!
希望小売価格・・・¥190,000(税抜)

製品ページ

HOM-503 D,A,S/STD
希望小売価格・・・¥190,000(税抜)

製品ページ

飛鳥チームビルドシリーズの500モデルラインナップについては下記特集をご確認ください。