つい先日完成した「HD-555」と「HD−115RO」。
初めての仕様やこれまで使ったことのない木材はどんな音がするのか?職人たちのサウンドチェック時の会話を盗み聞きしてまとめてみました!!
弊社職人たちのコメントを紹介するその前にHD-555とHD-115ROの魅力を簡単にご紹介いたします!
■HD-555
HEADWAY Guitarsの定番モデルとしてブランドスタート当時からスタンダードモデルとして位置づけられているHD-115を、スペック面で大幅にアップグレードしたモデル。中でもキューバンマホガニー1Pネックや、トップ材に使用したアディロンダックスプルースなど希少価値の高い材を使用しており、今までより更に締まったサウンドと響きが期待できます。
またサウンドの要となるブレイシングの削りをAska Team Buildリーダーの安井雅人が担当したことも魅力的なモデルです。
■HD-115 RO
サイドバック材にレッドオークを使用したモデル。
今回のモデルの様に杢が浮かぶものは超希少であり、美しい杢目を生かす鮮やかなシースルーカラー2色をラインナップ。いずれも洋酒からインスパイアされた「Wine Red」「Whiskey Amber」カラーで仕上げています。
レッドオークの特性は適度に硬質で、多少の粘りがありギターに使用してもバランスの良いサウンドが期待できます。加工途中では木材が動くことがあり、その動きを見越した作業や細かな気遣いが必要になります。スキャロップドフォワードシフトブレイシングを採用し、空間に広がるような豊かな倍音を意図しています。
さて、初めての仕様やこれまで使ったことのない木材はどんな音がするのか?
気になる音色や木材の性質についての職人さんたちのサウンドチェック時の会話をご紹介いたします!
楽器店でお試しいただく前に参考までに見てみてください。
■ HD-555 (キューバンマホガニーネック・フォワードシフト ノンスキャロップブレイシング仕様)
・十分な鳴りと音の芯のバランスがいい。
・ハイファイな音で大変綺麗。理想と言ってもいい。
・ヘッドウェイの音だけど、現代的。
・つぶれない低音と芯のある高音で音のレンジの広さが圧倒的。簡単なコードでも高級なオーディオで聞いたような音が響く。
・非常に優秀。自信作。
・硬さのあるキューバンマホガニーの影響か、調整の際ネックの反りに強い気がした。
・弾き込めば、名器と呼ばれるものになるだろう。
http://www.deviser.co.jp/headway/atb/hd-555
■ HD-115RO (ボディにレッドオークを使用)
・ローズウッドを使用したギターよりも、全体的に音が太く、特に1,2弦の音が太く低音弦とのバランスがいい。
・ストローク時には迫力がある。フィンガーピッキング時には素朴で優しい音。
・加工時は木材に密度があり、ローズウッド以上の硬さを感じたが、それが「フォワードシフト・スキャロップブレイシング」との相性が良く、音に広がりがありながら芯がある。
・音自体が優秀で楽器用の木材として十分なパフォーマンスを持っている。
http://www.deviser.co.jp/headway/atb/hd-115-ro
以上、職人たちのコメントをお届けいたしました!!
製品ページには各製品の魅力がずっしり書いてあります!是非ご覧いただきご参考くださいませ◎