最近の外出規制の中、お家でできる趣味の一つとして、アコースティックギターを始められる方が多いと耳にします。
そんな中で弊社としてお薦めしたいのは、2016年の発売以来大好評を頂いてるHEADWAY JTシリーズです。
JTシリーズには多数のラインナップがありスタンダードな形から少し変わった形などお客様の好みに合わせた選択が可能です。
また、使用している木材も同価格帯ではあまり使用されていない幅広い木材をセレクトしております。
今回を第一弾とするこの特集企画では、HEADWAY JTシリーズのモデルを1本ずつピックアップしてその特徴やサウンドの違い、おすすめポイントなどを取り上げていきます。JTシリーズの魅力が少しでも皆様に伝われば幸いです!
記念すべき第一弾特集モデル
~HOC-V090SE/ME~
HOC-V090SE/MEの製品ページはこちら
Spec
Body Top:Solid Sitka Spruce
Body Side&Back:Laminated Macassar Ebony
Neck:Nato
Fingerboard&Bridge:Micarta
Nut&Saddle:Bone
Machineheads:GROVER
Pickup:Fishman Sonitone
Bracing:Scalloped X Bracing
希望小売価格 ¥90,000
Movie
Characters
使いやすく、聞き馴染みのあるサウンドを目指して製作されたモデルとなっております。
TOP材にはポピュラーな単板のシトカスプルースを採用しております。
音に張りがありバランスが良く、癖のないプレーンなサウンドです。
サイド&バックには希少なマッカーサーエボニーを採用しております。
日本では縞黒檀と呼ばれており鮮やかな縞模様が特徴的です。硬質でキレのあるサウンド特性が持ち味となっております。
ボディサイズも小ぶりで抱えやすくカッタウェイが入っておりますのでハイフレットまでストレスなく演奏可能です。
ピックアップも搭載しておりアンプに繋ぐことによってライブや、バンド練習などにもお使いいただけます。
プリアンプはフィッシュマンブランドを採用しております。ボリューム、トーンがついており手元でのコントロールが可能です。
JTシリーズのセットアップ
HEADWAY JTシリーズ最大の特徴は国内の職人によって隅々まで調整を行い最終的な完成度が高められていることです。
経験豊かな職人が細かい部分まで気にかけて調整をすることによってプロも納得するようなプレイアビリティに仕上げております。
アコーステックギターにおいてナット・サドル・フレット・弦高の調整はダイレクトにプレイアビリティに反映致します。
JTシリーズは、求めやすい価格ながら職人の手によって1本1本手間暇かけてチューンナップされており、コストパフォーマンスが非常に高いモデルとなっております。
セットアップ工程
ナットサドルの加工
サドルの底面を紙ヤスリとブリックを使用して整えております。
調整してる個体の溝に合わせて、一本一本調整を行います。
サドルに弦をひっかるための溝を切り込んでおります。
高級モデルのHEADWAY飛鳥チームビルドでも行われている調整工程です。
サドルに弦の溝を切ることによって、しっかりとブリッジの裏側に弦のホールピースが引っ掛かります。
ブリッジピンでただ弦を押さえるより、弦振動をしっかりとボディに伝えることが出来ます。
フレットの調整
フレットサイドを、ヤスリで丁寧に丸めていきます。この一手間が、滑らかな手触りと演奏性の向上に繋がります。
加工前:フレットのエッジが目立ちます。ネックを握った時に角が立っていると違和感があります。
加工後:フレットのエッジが丸くなり、スムーズな移動が可能になります。
また、見栄えも良くなります。
フレットがフラットになっているが定規を使って確認します。
浮いているフレットがあれば、しっかりと接着をします。
先ほどの工程を経て、すり合わせを行います。
ブロックを使用して、手作業にて個体に合わせたフレットの高さに仕上げ、最後に布ヤスリ、スチールウール、バフなどを使用して丹念に磨き上げます。
職人Q&A
こちらがHEADWAY JTシリーズの調整を行っている工房「ワークショップディバイザーギターズ」。
Bacchusのクラフトシリーズなどもこちらで組み上げています。
ワークショップディバイザーギターズの職人。左から 吉田 亮太 、赤澤祐次郎。
Q.HOC-V090SE/MEのおすすめポイントを教えて下さい。
A.カッタウェイがあることによりハイポジションが弾きやすくなっておりソロギターのような弾き方にも対応できますし、弾き語りなどにもオススメです。
マッカーサーエボニー特有の縞模様が美しく、高級感のある印象がありますね。
Q.セットアップの時に一番心掛けている点を教えて下さい。
A.初心者にも弾きやすいように弦高とナット溝を低めに設定しています。
またネックを握った時にフレットが当たって痛い!ということが無いように、フレットエッジも滑らかに仕上げています。
弾いて下さる方のことを思い浮かべながら、弾きやすい様に、愛着を持っていただける様にと考えて作業しています。
Q.適したギターの保管方法を教えて下さい。
A.壁に立てかけずにちゃんとギタースタンドを使うことと、あとは出来るだけ湿度の変化の少ないところに置くことがベストです。
アコースティックギターは湿度の影響を受けやすいので、湿度計で湿度をしっかりと見ながら管理することがとても大切です。
40%から60%の間が最も安定する湿度です。
キャンペーン情報
5月20日までメトロノーム、湿度計付きの多機能チューナーのプレゼント企画実施中です!
詳しくはこちらをご参照ください!
お問い合わせ先製品に関しまして詳しくはディバイザーカスタマーサポートまでお気軽のお問い合わせ下さいませ。
【カスタマーサポート】
TEL:0263-57-9608
E-Mail:support@deviser.co.jp
または、お近くの楽器店様までご相談下さいませ。
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JTシリーズの具体的なセットアップ方法などをブログ記事にてアップ致しました。
ぜひ合わせてご覧ください。ブログ記事はこちら