前回手押し鉋盤(かんなばん)という機械で板を薄くし、トップ材に使用できるまでに素材を整えていた赤蝦夷松ギターですが、2019年末ごろにボディトップへ力木を接着する作業が進んでおります。

接着には「Tite Bond」という木工用ボンドを使用します。

ギターのシェイプに合わせてアクリルの型を使用し、ボディトップ材の赤蝦夷松(アカエゾマツ)に力木を配置するための線を下書きしていきます。

粗加工済みの力木にボンドを塗り、その形状に合わせた押さえの木をさらに上から重ねた上で、先程下書きした位置に配置します。

その上から板バネを使って固定。ここまでアップの画像が多すぎですが、引いてみると以下の様な状況になっています。

ボディトップ板を固定する大きな木枠と板バネを使って力木を接着します。

マスタービルダー安井曰く「スプルースとはまた違った木目の雰囲気で、少し褐色みがあっていい雰囲気に仕上がりそうです。」

次回の更新もお楽しみにお待ち下さい!!

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