皆さんこんにちは。

筆者は音痴で人前で歌ったりするのが苦手なんですが、その割に他の人の発する音に対しての基準が高いという難儀(なんぎ)な性格です。中でも音程はぜひとも整えていただきたい。私自身も歌は苦手ですが、ギターのチューニングくらいはせめてマメにチェックして、周りにご迷惑をかけないようにしたいという気持ちくらいはあります。


クリップチューナーはアコースティックギターでもエレキギターでもベースでもバイオリンでも関係なく、楽器につけるだけでチューニングができるすぐれものです。
特に部活に入りたての高校生の方や、大学のサークルに入って初めて楽器をスタートする皆さんにおかれましては、ぜひ初めの段階でクリップチューナーを購入し、マメなチューニングを心がけていただきたいと切に願うところであります。


とは言えこのクリップチューナーについて、各社出揃ったというか、まぁその非っ常に沢山の製品が売り場にひしめき合っているのです。「何を選べば良いのか分からない」というお悩みが全国で発生していることは想像に難くありません。

ぜひ以下のチェックポイントを押さえつつ、ちょうど良いスペックのチューナーを賢くお選びください。
なお、この記事は一メーカーのブログですので、最終的に弊社の製品をオススメします。あらかじめご承知おき下さい。

 

・キャリブレーション

まずはこの値を。キャリブレーションというのは「A=430Hzから450Hz」のように記載されます。この記載がない場合「A=440Hz」固定ということになります。
あまり細かい話は割愛しますが、キャリブレーションは固定ではなく変更できるものをオススメします。
一人で演奏する場合はそこまでこだわる必要も無いかもしれません。しかしバンドやオーケストラなど複数人で演奏する場合は基準となる音程を決めて、そのルールにのっとって各自がチューニングを揃えます。キャリブレーションはそのルールをチューナーにあらかじめ設定する仕組みです。この値が固定だと「バンドみんなが自分に合わせてもらう」という形になり、最悪の場合「空気読めないやつ」の烙印を押されます。

チューナーを選ぶ際は「キャリブレーション」の項目を確認してみてください。

 

・測定精度

チューニングしたと思っても、チューナーの測定精度が悪ければ結局音痴と言われてしまいます。かと言ってコストをかけて測定精度を限界まで高めたとしても、現実問題としてギターは厳密に正しい音程を鳴らし続けることが構造上不可能ですから、ここはコストと効果のバランスを見て選ぶべきだと思います。
±(プラスマイナス)0.5centが必要十分なところだと思います。

 

・チューニングモード

クロマチックモードがついているものがオススメです。
まれにギター用、ベース用などと特定の楽器向けに機能を制限したものがありますが、逆に扱いにくく、変則チューニングなどの対応もできなかったりと不便なものです。
(ピアノの鍵盤をイメージしてください)クロマチックモードとは半音を含めたドからシまで全ての音程に対してチェックできるということです。逆にギター専用チューナーというと(ものによっては)開放弦であるE(ミ),A(ラ),D(レ),G(ソ),B(シ)しかチェックできないという特徴のあるモードです。
個人的にはクロマチックモードがあれば十分ですが、もちろん人によって便利に感じる機能は違うもの。であれば、どちらのモードも選択できるのが最高!ということになります。

 

・電源は何か

チューナーに限らず、ギターにまつわる道具は電源の確保、「どのように電源を取るか」という問題がついてまわります。
多くの周辺アイテムが単3電池か、9Vの角電池、ACアダプターを使って動かされます。クリップチューナーというと小型のためボタン電池で動くものが最もポピュラーと言えるでしょう。
さて電池でも良いんですが、何が心配かというと「いつ電池が切れるか分からん!」という点でしょう。
先述の通り、チューニングできなくなるという自体はミュージシャンである以上避けたいところ。かといってチューナーの他に交換用ボタン電池を持ち歩くというのも少々煩わしい。。
スマホみたいにUSBで充電できたら便利だな〜。とか思いませんか?
大丈夫です!USBケーブルから充電できるクリップチューナーも世の中には存在します。スマホやアイホンをお持ちなら充電用のケーブルも日常近いところに持っているはず。このケーブル経由で充電してしまえば、思わぬ充電切れにも安心して対処できます。
さらに言えば、USB端子をアダプタに変換する事ができれば(iphoneに付属しているものとか)コンセントから直接充電することもできます。


まとめ

入門者の方は初心者セットに付属するチューナーを使っている方も多いかもしれませんが、ここで一つ安心して使える便利なチューナーを手元に置いておくと、部活やサークル仲間の中でも「空気読めるギタリスト」として一目置いてもらえるかもしれませんよ。

 

偶然にもヘッドウェイのクリップチューナー「HCT-20U」なら上記条件を全てクリアしています。価格もお手頃なところですし、お一人一つと言わずギター一本に対して一個持っていても良いかもしれませんね。ぜひお試しください。