STRウェブサイトのTestimonyのコーナーでも紹介されているベーシストPOPOが現在、シルク・ドゥ・ソレイユ『トーテム』の一員として日本をツアーして回っています。
先週末、現在開催中の名古屋公演まで会いに行ってきました。。

敢えて説明するまでも無いかもしれませんが、シルク・ドゥ・ソレイユとは演目は当然のこと、音楽、衣装、舞台セットなど全てを完璧に作り込んで一つの表現としてアウトプットする、芸術性と独創性が極めて高いサーカス・エンターテイメントです。シルク・ドゥ・ソレイユのショーでのBGMはほとんどが生演奏で、POPOを含めたミュージシャン達はメイクアップして舞台に立ち、空中ブランコやローラースケートといったサーカスの演目に合わせて楽曲を演奏します。

今回はPOPOがメインで使用しているSTR6弦ベースのサーキットの調子が悪いということで様子を見に行くというのがメインの目的でしたが、ストック品の中に試したいモデルがあるというので試奏用にベースを1本持って行きました。


会場に着くなり楽屋に案内され、早速持って来たベースを試すPOPO。
サウンド、弾きやすさ、見た目、本体の軽さ、全てを気に入ってくれたようでご満悦の様子です。


POPOのバンドメイトで同じくトーテムに出演しているギタリストのBenoit Martin氏もSTRのギターが気になっていたということで今回同じく一本試して頂きました。
ありがたいことにこちらも大変ご満悦の様子。

やがて公演の時間が近づき二人は舞台へと向かいました。私も客として席に付き、次から次へと繰り出されるアクロバティックな技やトリックの数々とトーテムの世界観に圧倒されながらショーを楽しませて頂きました。残念ながら著作権の関係で公演中の写真はありませんが、フジテレビの公式YouTubeチャンネルの動画で雰囲気を味わって頂ければと思います。

公演が終わりバックステージにてPOPO達と再会すると、本日試したSTRの楽器が本当に気にいってしまったとのこと。
当初は試奏だけの予定でしたが、嬉しくもメイン楽器として正式に採用して頂くことになりました!

この後も二人はシルク・ドゥ・ソレイユのメンバーとして名古屋、福岡、仙台と周り、その後も引き続きEUのツアーに出る予定です。高い技術が要求される世界最高峰のエンターテイメントの舞台でSTRの楽器が信頼され、使用されているということ。メーカーとして誇りに思う一日でした。

皆さんも機会があれば是非トーテム公演に足を運んでみてください。
 トーテム日本公演 公式サイト