Workshop Deviser Guitars
こんにちは。広報スタッフです。
Workshop Deviser Guitarsのブログサイトがオープンしてからおおよそ1週間がたちました。
ディバイザー公式FaceBookにてサイトオープンの投稿を行ったところ多くの方々にご覧いただけたようで、「工場見学にまた行きたい」「いい製品が生まれますね」「ここで働きたい!」などなんとも嬉しいコメントを頂戴致しました。
ありがとうございます!今後も工房の様子やギターの組込について発信して参ります!!
工房に変化が。。。
午前、早速工房におじゃますると・・・
「あれ、机が増えてますね!」
「工具をひっかける網も増えている!!!」
各作業台に網が設けられマスキングテープや小さい工具がかけられていました。一人一人に合わせてカスタマイズでき、作業がしやすい環境づくりが行われています。
組込作業を行いながら少しずつ環境を整えているようです。
新しく導入された机には仕様書や書類が。新しい製品の設計や仕様を詰めているそうですよ!
職人の工具を見させてもらいました。
今日の予定を伺ったところ、本日は終日別の作業を行っているようで製品の組込が行われないようです。。。。。
早速ネタがないぞ!!
ということで職人が作業中に使用している工具を見させてもらいました。
◎くいきり
こちらは”くいきり”と呼ばれる釘などを切断する工具。昔ながらの工具を彷彿とさせる渋い見た目をしています。
フォルムもかっこよく使いやすいため重宝しているそうで、ギターでは主にフレットを加工する際に使用するとのこと。
カット面が加工してあるくいきりもありました。フレットを抜く時に指板がチップしてしまうのを比較的少なくできるようカット面を平らに加工しています。
◎鉄鋼ヤスリ
こちらは鉄鋼ヤスリ。主にフレットのエッジ処理で使用しています。
よく見るとヤスリの1面が平面に削られています(写真:上の赤い柄のヤスリ)。
元々は写真下のヤスリのように全面にヤスリの目がついている状態で販売されていますが、フレットエッジ処理用に加工をしています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この加工をすることによってエッジを削る際に指板に傷をつけないよう作業することができます。
ヤスリで大体のエッジを整えたのち、サンドペーパーで仕上げを行いフレットの作業が完了します。
このブログを読まれる方はもう知っているという内容だったかもしれませんが、なんだか昔からの職人の知恵と工夫が垣間見えました。
次の投稿では組込作業の写真をゲットしたいと思います。ぜひ次回もご期待ください!!