ヘッドウェイでは2015年に初めて桜材を用いたギターを製作してから、トチや朴の木など、それまでアコースティックギターの世界では馴染みのなかった和材の可能性を探求し続けてきました。ギターは元々西洋から来た文化ですが、日本のメーカーとして日本産の材料や和風のモチーフを取り入れたギターを製作することは今では私たちのアイデンティティの一つとなりました。
 ヘッドウェイがディバイザー30周年モデルとして2021年に送り出すのは日本の国蝶「オオムラサキ」をモチーフに取り入れたギターです。「オオムラサキ」 のモチーフを取り入れたのは、上に述べた「和の探求」と「変化」の二つの意味を込めました。蝶は初めから美しい姿では生まれて来ません。幼虫のからさなぎとなり、最後に美しい蝶の姿に変化します。2020年からの生活様式の変更や社会が大きく変わる中で、その美しい変化にポジティブな意味合いを込めて「オオムラサキ」を2021年限定モデルのモチーフとして採用しました。 各所に取り入れたインレイなどのデザインで、今にも蝶が飛び立ちそうな雰囲気に仕上げております。ディバイザー30周年を記念するのにふさわしい鮮やかな一本となりました。

-オオムラサキモチーフのデザイン-

ヘッドデザイン

ヘッドウェイでは2015年に初めて桜材を用いたギターを製作してから、トチや朴の木など、それまでアコースティックギターの世界では馴染みのなかった和材の可能性を探求し続けてきました。ギターは元々西洋から来た文化ですが、日本のメーカーとして日本産の材料や和風のモチーフを取り入れたギターを製作することは今では私たちのアイデンティティの一つとなりました。 ヘッドウェイがディバイザー30周年モデルとして2021年に送り出すのは和の更なる探求として日本の国蝶「オオムラサキ」をモチーフに取り入れたギターです。 このモチーフには「変化」の意味も込められています。蝶は初めから美しい姿では生まれて来ません。幼虫のからさなぎとなり、最後に美しい蝶の姿に変化します。2020年からの新しい生活様式によって変わる社会の中で、その美しい変化にポジティブな意味合いを込めて「オオムラサキ」を採用しました。 各所に取り入れたインレイなどのデザインで、今にも蝶が飛び立ちそうな雰囲気に仕上げております。ディバイザー30周年を記念するのにふさわしい鮮やかな一本となりました。

指板デザイン

指板のインレイにはローズウッドの材料に彫り込みを入れてその上から塗料を流し込む手法を採用しました。彫りが浅いと塗料の入り込みが悪く綺麗にデザインが出ません。逆に彫りが深いとラインが太くなり不格好な仕上がりとなります。見た目以上に手間のかかる作業ですが、ピックガードにデザインが入ることは限定モデルの証となっております。

ピックガードデザイン

指板のインレイにはローズウッドの材料に彫り込みを入れてその上から塗料を流し込む手法を採用しました。彫りが浅いと塗料の入り込みが悪く綺麗にデザインが出ません。逆に彫りが深いとラインが太くなり不格好な仕上がりとなります。見た目以上に手間のかかる作業ですが、ピックガードにデザインが入ることは限定モデルの証となっております。

ローズ&桜3ピースバック

和材の中でも人気の高い桜材とアコースティックギターを製作する上で欠かせないローズウッド合わせた3Pバック仕様となっています。3Pバックにすることで耳馴染みのあるローズウッドのサウンドに桜特有の歯切れの良さや、柔らかさが感じられるサウンドに仕上げました。

アディロンダックスプルース

トップ材には最高級の希少材、アディロンダックスプルースを使用しました。北米原産のアディロンダックスプルースは旧来のアコースティックギターに使用されていたこともあり希少性の高い材です。詰まった木目の美しいルックスとアディロンダックスプルースならではの低音から高音まで澄んだ豊かな響きを味わうことができます。ギター用の木材としてはトップクラスの価値を持つ材の一つです。

34ブレイシング

Headwayマスタービルダー百瀬の近年の製作実績から最も手応えを感じたブレイシングレイアウト「34ブレーシング」を採用しました。フォワードシフトよりもXブレイシングの交差位置を「4.6mm」ほどブリッジ側に寄せたいわゆる「セミフォーワードシフト」に近いレイアウトで、フォワードシフトブレイシングが持つ柔らかさや倍音感を残しつつ、強度の面でも安定している点が大きな魅力です。

ESUネック

Headway史上で最も薄い設定で握りやすい形状のエキストラスリムUネックを採用しました。ネック内部にカーボンロッドの補強を入れることによりHeadway従来の特徴である堅牢さ、安定性も保持しています。女性や手の小さいプレイヤーにも試して頂きたい自信のネックグリップです。 少し使い馴染んだ後のネックのような半艶仕上げを施すことにより、適度に手がネックに吸い付く程よいグリップ感を実現しました。

特製サウンドホールプレート

本モデル限定のラベルプレートを製作しました。ピックガードと同様に彫り込みを入れた部分に塗料を流し込む手法を採用し、オオムラサキのモチーフとディバイザーの30周年を記念したロゴも入っております。30周年限定モデルにふさわしい高級感のある仕上がりとなっています。

サウンドホールカバー

こちらも本モデルのみ限定のサウンドホールカバーです。デザイン面だけではなく、調湿効果、消音効果といった機能面でもメリットの大きいオプショナルパーツとなっています。オオムラサキを前面に配置してインパクトあるデザインに仕上げました。羽のあたりを注意深く見ると何か発見があるかもしれません。


TOPへ戻る