ブレイシング違いを徹底弾き比べ!第1弾 

ブレイシング違いを徹底弾き比べ!第1弾

こんにちは。広報を担当しております。竹内と申します♪

2016年から取り組みを開始し、2017年に新しく製品に採用された「ARS(アドバンスドリアシフト)」と従来採用していた「フォワードシフト」をギターに関わる様々な人に弾き比べてもらい、特徴を解説したいと思います。

ブレイシングで「音が変わる!」ということを知るきっかけにしてください!

実際の弾き手の感想をまとめ掲載しますので、楽器選びの参考にしていただければと思います。

第1弾 ディバイザーアコースティックアドバイザー松田睦

〜松田睦の紹介〜

ヘッドウェイのカスタムショップ製品の企画担当。
青春時代をヘッドウェイと過ごし、入社前よりヘッドウェイファンであった。
ビンテージギターからウクレレまで幅広い知識を生かしヘッドウェイの普及に尽力している。

弾き比べるのはこの二つのモデル

HF-415/STD(40thAnniv.)

製品ページ

こちらはフォワードシフトXブレイシング(以下、フォワードシフト)

HF-415 ARS/STD

製品ページ

こちらはアドバンスドリアシフトXブレイシング(以下、ARS)

早速弾いてもらいましょう!

松田

意識せず聞いてみるとフォワードシフトは「ピッキングの瞬間に前に出てくる音」という印象があります。音が終息していくサスティーンは「柔らかく繊細な音」に聞こえます。
それに対してARSは「ピッキングの後からついてくる音」という印象です。サスティーンは「芯が残り綺麗で耳に残る音」といっていいでしょう。

これは、この二つのブレイシングの「ボディトップの振動の仕方」と「音に対するレスポンスの違い」の特徴が出てきていると考えています。

フォワードシフトはボディトップの振動の幅が大きく、振動が伝わるのも早いと思います。そのためピッキングの瞬間から大きく音が出ていわゆる「鳴っているギター」として感じることができます。レスポンスが早い分、音の終息も早く、サスティーンは柔らかく感じる=繊細な音に聞こえるということです。

ARSはボディトップの振動の幅が細かく、長い時間振動している印象です。ピッキング時にドンッという迫力は感じませんが、細かく振動し各弦の音の芯を感じます。レスポンスは遅いが、長くなり続け、サスティーンは芯が残りリヴァーヴがかかったような音が続いています。それで綺麗で耳に残る音に聞こえるということだと思います。

どちらがいいというわけではなく、それぞれに確かな違いがあるので自分のスタイルに合わせて選ぶのがいいと思いますよ。

自信を持っておすすめできる製品だからこそ、みなさまもしっかりと選んでいただきたいと思います。

そのお手伝いになれればと思ってます。次回の更新を楽しみにしていてください♪

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