【2016楽器フェア】出展モデル希少材のご紹介

今年のディバイザーは希少材だらけ!!

こんにちは。工場は忙しく楽器フェアに向けたモデル製作に追われております。最近はじめじめと雨の日が続いておりましたがいかがお過ごしでしょうか。雨だと外に出るのが億劫になるので、楽器フェア当日は晴れて頂きたいものです。

さて待ちに待った楽器フェア。早く特別モデルが見たい!!限定何本製作なんだ?!と特別モデルの仕様が気になる筆者でございます。限定制作といっても木の木目は同じものが一つもございません。世界に一つだけの木目です。今回も多くの希少材が使われておりますが、この度はギターになる前、そう、木材を仕入れた時の写真をご紹介しようと思います。

紹介その1 ハワイアンコア

コアと聞くとウクレレなどに使われている印象があるのではないでしょうか。こちらの木材はウクレレや南国のイメージがあるハワイの固有種でありその名も「ハワイアンコア」です。

ハワイでは神聖な木とされ、保護されていることから入手が難しく高価な木材といわれています。ギターの材として使うことができる個体はほとんど伐採されていると聞きます。が、工場にて入荷した木材はとても大きいですね。。。非常に高級&贅沢なモデルに仕上がるのではないでしょうか。

金色に近い色から明るい褐色、黒色の模様など様々な変化があり見ていて飽きない上質な木材です。こちらのハワイアンコアはMOMOSE Custom Craft Guitarsのモデルへ使用されます。少数の制作ではございますがギターとベース両方ご用意いたします!完成が待ち遠しいです。

紹介その2 バックアイバール


こちらSTR 10thモデルに使用される木材「バックアイバール」です!

トップやヘッド天神に使用されているバックアイバールは瘤(バール)を持った西洋のトチノキ数種の総称であり、「Buck=雄ジカの eye=目」の意味を持ちます。鹿の目のような大きめのバール杢を有し、加えてバクテリアの影響か青色や白色など絵画のような様々な色が混じり、その迫力ある外観はすでに海外のハイエンドベースでは定番になりつつあります。

とくに芯材に濃い灰色を持つ個体はとくに希少でブックマッチにしたその模様はこのバックアイバールでしか表せない趣があります。

話は戻りSTR 10thモデルを写真をチラ見せ。。。

ヘッドなど随所に10周年「10th Aniversery」のインレイが入っています。ちらっと見える指板はフレイムメイプルです!!
10周年ということもあり10本のみの製作。LSやSCなど各シェイプを製作いたします。

いつかのベースマガジンにてSTR 10thモデルの広告を掲載いたしましたが、ご覧いただけましたでしょうか。ちなみに余談ですが最近の音楽雑誌広告はディバイザーホームページ、右上のメニューよりご覧いただけますよ。弊社モデルの旬が分かりますからね、要チェックです!

 

紹介その3 マーブルウッド

これが木材なのかと思ってしまうほどの木目模様です。ギターを知らない方が見たら正直木なのか何かわかりません。でもよく見ると木の年輪というか瘤模様というか、木目がちゃんとあります。

こちらは「マーブルウッド」と呼ばれる、インパクトある瘤模様が特徴的な木材です。無着色の時点で一際目を引くこの木材。金色に輝くような光沢感が何とも言えぬ高級感を漂わせています。

ミャンマーや中国では「黄金樟」と呼ばれる大変希少な材とのことで、GOOGLEの画像検索で黄金樟を検索してみるとこれまた圧倒的ですね。稀少な材の為日本ではあまり情報がないそうです。こちらの木材はBacchusmomoseブランドのモデルで使用されます。

紹介その4 フレイムスギ

杉の木といえば皆様の身近にある木ではないでしょうか。スギ花粉などに悩まされる方も多いかと思います。杉は日本の木でいちばん多く植えられている木です。杉は日本一樹高が高くなる木で、大きいものでは50m以上にもなるそうです。

今回使用する杉の木は”魚梁瀬杉(やなせすぎ)”という日本屈指の銘木です。高知県の銘木・魚梁瀬杉(やなせすぎ)のフレイム杢の個体です。樹高40m以上にもなる巨木で日本三大美林(秋田杉・吉野杉・魚梁瀬杉)にも数えられる日本屈指の銘木です。写真の個体はギターの世界ではフレイムと呼ばれる個体で、日本の木工業界のなかでは縮杢と呼ばれる天然の模様になります。魚梁瀬杉の特徴は太く、ふしがなく色彩も豊かなことがあげられます。またこの個体のような杢が入ったものは杢と隣あった部分とのコントラストが強く、塗装した時点ではインパクトのある外観が期待できます。

弊社でも以前屋久杉を使用したアコースティックギターのモデルを製作いたしましたが、この度はmomoseモデルに使用される模様です!!エレクトリックモデルにて製作され、この杢に合う塗装を思案中でございます。期待できるモデルになること間違いなし!弊社公式FaceBookでは楽器フェアモデルについての情報をいち早くお届けしております。この木材もどのような見た目になるのか、最新情報をお見逃しなく!!

 

まとめ

以上、楽器フェア出展モデル木材の紹介でした。今回紹介した木材に限らずまだまだ希少材を使用したモデルはございます。当日までどんどん紹介して参ります!!是非ご来場いただき、圧巻のモデルをご覧頂きたいと思います。
ではまたの更新まで。

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