PARROTⅡ-HINOKI

希望小売価格・・・¥280,000(税抜)
Specification
Body
Hinoki
Neck
Flame Maple
Fingerboard
MacCarser Ebony
Bridge
GOTOH/GTC101
Machineheads
GOTOH/SD91-05MA
Fret
SANKO/214
Control
1Vo 1To Selecter Switch
Scale
25.5inch
Fingerboard Radius
280R
Finish
Thin Urethane
Accessories
ギグバッグ、保証書、レンチ
Introduction

木曽檜(キソヒノキ)をボディに使用したプレミアムモデル

長野県木曽地域の銘木「木曽檜」をボディに使用した個性的なギターです。木曽檜は、秋田のスギ、青森のヒバと並んで日本三大美林の一つに数えられる銘木。伊勢神宮の式年遷宮(社を建て替える行事)でも木曽檜が使われており、建築資材として日本最高峰の木材です。

木曽檜が他の檜と比べて価値が高い理由の一つが、生育環境に起因する木の特性です。木曽谷は山の傾斜が険しく、多雨で寒さが厳しい自然環境のため、生長に時間がかかります。しかし、その分木目が細かくなり、弾力性の高い木になります。歪みや縮が少なく、特に建材として非常に適した性質を持っています。

木は淡白で、中でも今回飛鳥工場では太く迫力のある杢が浮かぶ極上材を仕入れることができました。

しかし、一般的に檜のような針葉樹はエレキギターにあまり使用されません。使い所を考えていたところ、アカマツでのギター作りが始まり、そこでの製作経験を積み重ねてまいりました。アカマツもヒノキも針葉樹とあって加工上の特性がある程度把握できることから、この度信州ギター祭りにあわせてこの木曽檜を使ったギターづくりが実現しました。

木曽檜がもつ優しい木肌、色合いを大事にしてクリアナチュラルカラーで仕上げ、ボディシェイプも丸みのあるPARROT IIを選びました。

長野県産材として日本だけでなく世界に誇ることのできる木曽檜を贅沢に使った、クラフトマン渾身の一本です。